「ほぼみち」って何?

正式名称「ほぼ道の駅ちょうなんプロジェクト」。千葉県のほぼ中央部にある「長南町」が大好きなメンバーが集まって、長南町の魅力や豊かさを再発見しながら、それらを守り、活かしていくための活動をしています。

長南町に道の駅の機能を持った施設(仮称「ほぼ道の駅ちょうなん」)を設立して、長南町の良さを発信していきたい、という想いで2020年に12名でスタートしたプロジェクトです。

想いを共有する メンバーは、みんな長南町が大好き。長南町で生まれ育った人、お嫁に来た人、最近になって移住してきたメンバーがバランスよくミックスされ、お互いを尊重しながら和気藹々と活動しています。

「長南に住む人にも、訪れる人にも、長南っていい町だな、と思ってもらいたい」という想いで「長南つなぐ市」を始めとする、さまざまなイベントを企画し、町民自らが「長南町っていいところだな」と、じわじわと感じる機会を作っています。

年に2回開催している「長南つなぐ市」は、町民同士が顔を合わせ、にぎやかな楽しい時間を過ごすための「町民による町民のため」のイベントです。

「新米祭り」では、県内屈指の米どころとして知られる長南町のお米のファンを増やすため、竈炊きごはん、ポン菓子、つきたてのお餅など、様々な形でお米を味わっていただいています。

こうした地道な活動をつづけた3年間を経て、2023年1月には「ほぼみち」のメンバー8名が株主となり「ほぼみち物産株式会社」を立ち上げました。この土地の豊かさを町内外でアピールしたいと考え、町内産の素材で作った漬物や調味料、お菓子などを通販やマーケットで販売しています。

「ほぼみち物産株式会社」では、かつては町内で醸造されていた醤油や味噌などを製造販売するべく、加工場を調える準備をしています。加工場は、古民家の長屋門に作る計画にしています。醤油や味噌を製造販売するための「醸造所」に改修する作業はファン参加型のワークショップ形式で進めています。これは、商品を購入するだけでなく、この土地の人達が大事に守ってきた文化にも触れていただき、長南町を「第二の故郷」のように感じていただきたい、という想いがあるからです。

ほかの取り組みとしては「ほぼ長南ラジオ」をポッドキャストで配信しています。「ほぼみち」のこれまでの歩みや、地域おこし活動を楽しく進めていくコツをゆるい空気感でお届けするこの番組には、毎回「長南町の美味しいもの」も登場します。

こうした活動を通じて長南町の「自然」や「暮らし」の魅力に気が付いてくださり、定期的に足を運んでくださる方が少しずつ増えてきました。このような人が増えるのを助けるために「ちょうなんファンクラブ(仮)」を創って、定期的な活動を行うことも企画しています。

そして、いよいよこのプロジェクトの中心課題である「ほぼ道の駅ちょうなん(仮)」の設立に向けての歩みを構想中です。

これからも、「ほぼみち」をどうぞよろしくお願いいたします。

「新米祭り2023」を開催しました!たくさんのご来場ありがとうございました!

\ ほぼ道物産(株)を設立しました!/

(写真:ほぼ道物産(株)取締役メンバー)